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「ベルベットバズソー」視聴完了

ここでは、「「ベルベットバズソー」視聴完了」 に関する記事を紹介しています。
なんとなく映画や動画の話を書く場が欲しくなったので、ついでなのでカテゴリを作ってみました。
このカテゴリではネタバレなどについて一切考慮されておらず、チラシの裏に書くような話をぱぱっと書こうと思っています。なのでほぼ日記です。

まずはNetflixより 「ベルベットバズソー」から。
散文なので見た人だけが流し読みして時間の無駄を過ごす内容でございます。

このカテゴリの記事はトップに乗っけないような設定に出来ないかな・・・と思いつつ。


ネトフリの新作ホラーなんだけど、幻覚や幻聴があっても登場人物の死に方が普通だったりする序盤は割と怪奇現象ホラーなのかそう見せかけた連続殺人事件なのかがわからなかったんだけど、最終的にはまぁ”呪い”みたいな超常ホラーなのかなって感じ。
芸術品に対する今のあり方がそのまま題材にされていて、多分監督が込めたメッセージ性はそこなんだろうなと思った。

人が魂込めて作り上げたものに対して、全くの第三者が介入して、その作品の価値まで決めてしまっているという現状をホラー手法で表したんだと思うんだけど、ホラーとしてはまぁ怖くなかった。こいつどうやって死ぬんだろうみたいなワクワクはあったけど。

でもホラーとしてじゃなくて、ここにあった作家性みたいなのが面白くて途中から結構魅入ってしまったかな。
芸術作品の転売で稼ごうとした人間が尽く死んでいくっていうその状況が、まさに「芸術的」(最初の一人目は全然わからなかったけど、強欲なことを考えた人間が”謙虚”なガソリンスタンドで死んだことそのものが皮肉ってアートなのかも)
まるで絵になったように死んだ人や、死体がアートだと勘違いされる人、アートと一緒に死ぬ人やアートになって死ぬ人。
その辺はホラー的ではあるんだけど、一番好きだなと思ったのは最後の最後。

たしか序盤で「そもそものアートのあり方」について誰かが話してるんだけど、ラストシーンがその言葉の再現になってるんだと思うんだよね。
ホームレスが拾った呪いの絵画を簡単に安く売るシーンがあるんだけど、もしかしたら呪いが広がる描写かなとも思えるけどそうじゃなくて、そもそもの芸術品のやり取りの理想が描かれてるんじゃないかなぁと。

それからもう一つ良いなと思ったのは自分の作品に対して臆病になってしまったアーティストのおっちゃんが、波打ち際を木の棒一本でぐるぐる回りながらなんだかよくわからないものを書いてるシーン。その様子は周りから見たらただ”滑稽”なんだけど、だんだんズームアウトしていって見えてくるのは打ち寄せる波に消されていく壮大な作品で、俺はアートってのがよくわからないけど、この監督は「これが本当のアートであるべき」と言いたかったんじゃないかな。(作品内ではレビューが商品の価値を決めて、その価値=値段が作品の芸術性というような描写がある)
俺はこのおっさんの書いていたよくわからないぐるぐるを見てただなんとなくすごいなと感じたし、一心不乱に、狂気のようにぐるぐるを書いてるおっさんはこの作品に登場した中では一番生粋のアーティストなんだろうなって感じがした。

序盤は少しコメディチックで期待した内容じゃないかもなぁと思ったんだけど、最後まで見たときにポジティブに解釈したからかもしれないけど、読後感みたいなものは気持ちが良かったな。なんだかよくわからないってシーンはたくさんあるんだけど、それはメッセージ性の強さが出ちゃってるんだろうね。
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